2008年07月10日

コアメンバーの採用とメンバーを信じ抜く気持ち。

結論から書くと、

起業にあたり2ヶ月間かけて語りに語り合い、

採用したスタッフが、

わずか5日間で"退社したい"と言ってきた。びっくり!


理由は、

もともとWEB制作の仕事は好きじゃない」と。ガ-ン



ハァ?????



意味がわからん。



完全に信じきっていたメンバーだけに、

私の衝撃はメガトン級だった。



当然、納得のいかない理由だったので、

その日、深夜3時過ぎまで、

何故こういった結果に至ったのかを真剣に話し合った。



・本当にそうなのか?



・他に起因する理由があるのではないか?



・理由どおりであれば、何故弊社への就職を決意したのか?



語りながら、頭が真っ白になっていくのがわかった。



これは、今後の事業への不安というものでは全くなく、

「信じていたメンバー」からの離脱宣告に対する、

"心"の枯渇感である。




・・・。



最終的に、現在抱えている作業を完了後、

退社という事で話がまとまった。



さすがに、「すぐ辞めたい」という

責任感の希薄な要望に応える気はなかったが、

それでも要望を申請後、

事実上10日以内の退社となるわけで、

今後の進捗に遅延が発生するのは免れない。


※"すぐ辞めたい"という要望に応えなかったのは、

 そのメンバーの今後を見据えた場合、

 "筋の通らないワガママ"が社会的に通用するという

 歪んだ経験をさせるべきではないと確信していたからです。



但し、お客さま(広告主、利用者)に

迷惑をかけるわけにはいかないので、

責任を持って"やったります"



今回の件で、

私自身が反省しないといけなかった事が、

たくさんありました。

特にコア社員の採用にあたり。


①どこに魅力を感じ、どういった事を目的として、

 入社するのかを具体的に聞くべきだった。


スキルよりも情熱が最重要であること。


③会社の理念やベクトルに重きをおき語り抜くべきだった。

 →弊社の利点に重点を置いた説明や、今後の展望に重きをおきすぎて、

  本来好きではない仕事であるにも関わらず、採用に至ってしまった為。

 →また、そのメンバーに大きな期待を訴求しすぎた結果、

  メンタル的に大きな負担を与えてしまった。


会社の状況により、

重点項目は若干異なると思うが、

起業にあたっては、

"情熱のある元気なメンバー"が不可欠である事を痛感。


よっしゃ。


今後に活かして行こう!



追伸:本件により、このメンバーに嫌悪感は抱いてなく、

   これまでと殆ど同じように接しているし、

   これからも同じである。

   逆に"色々な気付き"があり、感謝の気持ちで一杯だ。


   ただ、準備した新しいハイスペックPCやチェアーなど、

   次のメンバーが決まるまでは、

   何もアウトプットしてくれないのは困るなぁ・・・(笑)



起業された方で、採用において重視している事がありましたら、

教えてもらえると嬉しいです。


コアメンバーの採用とメンバーを信じ抜く気持ち。




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Posted by CN at 21:52│Comments(0)人事
 
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